
電鋳事業

1.事業内容
「電鋳」とは、電気鋳造の略であり、「電気めっき法による金属製品の製造・補修又は複製法」です。電鋳に必要な設備、治工具、薬品、技術は電気めっきとほとんど同じです。ただ、電気めっき後、母材より電着物を分離する操作や、めっき厚さが20mmを超すケースもあり、この点が多少異なります。
電鋳では、母型上に厚めっきを行い、そのまま製品として使用する場合(被覆電鋳)と、母型よりめっきを剥離して使用する場合(剥離電鋳)があります。
一般的な電気めっきと異なり、安定した機械特性が求められたり、高温強度や耐摩耗性等が求められたりします。このため、電鋳には析出物の物性が特に重要視されています。
一般に電鋳法は次のようなときに適用されています。
- 従来の機械加工では、製作することが極めて難しいか、あるいは経済的に採算が取れない。
- 機械加工法では難しい内径の加工表面に極めて精度の高い寸法数値が要求されている。
- 箔のように品物の厚さが薄い。
- 表面の微細な面の複製を要求されている。
- 極めて高度な物理的特性や化学的性質が要求されている。
- 腐食や疵損傷で製品寸法が減肉し、厚肉盛りによる寸法復元が必要。
三島光産の電鋳技術は、約40年の歴史があり、これまで培ってきた数多くのノウハウを基に、お客様のニーズに沿った電鋳応用商品作りを目指しています。
特に、設備においては、国内有数の大型電鋳槽を多数保有しており、大型製品の対応も可能です。
| 電鋳できる材質 | 電鋳できる大きさ |
|---|---|
| ・ニッケルおよびニッケル合金 ・コバルトおよびコバルト合金 ・銅 など |
・プレート : 2,600mmW×1,200mmL ・円筒 : 2,100mmφ×2,400mmL |
3.電鋳の製造方法と施工可能サイズ
4.電鋳の諸特性
5.今後の展開
電鋳技術を応用することで、機械加工では不可能な、あるいは可能であっても非常に困難な製品も製作が可能となるケースも多くあります。また、電鋳材料を選定することで、素材にない機能を付与したり、精密な形状も誤差なく転写することも可能です。
三島光産では、これまで鉄鋼、化学プラントメーカー等との業務を通じて、電鋳技術に関して多くのノウハウを有しており、この技術の他分野への応用も目指しています。特に、弊社では他社に類のない大型電鋳設備を多く保有しており、大型製品への対応も可能です。
今後も、電鋳法の特徴を生かした新たでユニークな製品作りを目指していきたいと考えています。















