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小倉第一工場に3つの新設備を導入

投稿日:2020年06月15日

小倉第一工場に3つの新設備を導入

門型五面加工機

小倉第一工場に3つの新設備を導入しました。鉄鋼用連続鋳造鋳型(モールド)を主力製品としている機工事業部では、現在、生産性の向上と高機能モールドの開発に取り組んでいます。

門型五面加工機

門型五面加工機は、主にスラブサイズの大きい製品を高能率切削する為に導入した設備です。

本機の特徴として、サーモスタビライザを標準装備とし、温度などの環境変化を受けづらい構造となっているため、高精度の切削加工が実現できます。更に機械本体や主軸の剛性をアップしていることで、低速域の鉄、SUSなどの加工から高速域の金型加工など、高精度加工、仕上げ加工まで可能です。

大型細深穴加工機(三島オリジナル)

細深穴加工機はモールド用銅板に小径穴を加工することができる特殊加工機です。

この銅板に施工した小径穴に温度計測用センサ(FBG、熱電対)を設置することが可能となり、モールド温度監視強化(操業安定や品質向上)のニーズに対応するため導入しました。スラブ用長辺銅板などの大型製品への穴加工や銅以外の金属にも穴加工を行うことができ、ATCにより、複数の穴を連続で加工することが可能です。

横型射出成形機

この成形機は電動機で、省電力な最新式です。また安全機能も標準装備のインターロックに加え、成形機内に安全マット(マット上に荷重が掛かるとモーターが動かない)等を設置して、より安全性の高い設備となっています。

5軸制御の取出機も備え、試作はもとより、量産の業務も可能な仕様です。バルブゲート、ホットランナー等の各コントローラーも設置、どの金型にも対応が可能となりました。また樹脂の乾燥機、金型用温調器も備えつけています。

小倉第一工場に3つの新設備を導入

MVR35EX(門型五面加工機)

小倉第一工場に3つの新設備を導入

細深穴加工機

小倉第一工場に3つの新設備を導入

横型射出成型機

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