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◆プロフェッショナルな職場


機器成形事業部 機器金型課

 
 整備された公園にはおしゃれな感じのレンガや色とりどりのブロックが並べられている
のにみなさんお気づききでしょうか。このレンガ等を作る際の金型を作っているのが、機
器金型課です。我が社の製造部門の発祥ともいえる歴史と技術をもっています。

どんな形でも…

 金型の設計を一昔前は手で書いていたが、今はパソコンで自由自在。時間の短縮はもち
ろん図面を立体的にしたりとわかりやすく処理ができる。一つの設計に関しての時間は金
型の大きさなどによって、半日でできるものもあれば、1ヶ月かかるものまである。そう
してできた設計図に、より詳しい数値やデータをいれ(アルファベットと数字がミックス
されている)、作業者が加工できるようにしていくプログラムという設計者と現場の人の
橋渡し的な作業が行われる。

 このプログラムで指示された刃物をNC加工機にセットすると、自動で四角の鉄の固ま
りを金型に仕上げていく。その際、プログラムと刃物をセットするオペレーターとプログ
ラマーが集まり、加工手順どおりになっているかなどを確認しあう。

人も機械も技術が光る

 自動で加工された金型はその後、ワイヤー加工という工程に入る。0・3_の銅線で金型
をレンガの形に抜いたりしていく。自動ではあるが5台の機械を一人で操作する。

 加工作業が終わると金型の熱処理が行われる。これは、熱を加えることにより、表面硬
化がおこり、強度が増すのである。機器金型課が持っている様な大型部品の熱処理設備は
珍しい。

 また、金型は熱で変形しているため研削という、表面を平らにしたり、磨くための作業
に移る。摩擦抵抗をなくすため研削液を出しながら回転する砥石の下に金型を置く。磨か
れたかどうかの判断には長年の経験が必要。この砥石はセラミックでできており、普通は
直径100mmぐらいの大きさだが、500mmのものを使うことがある。この大きさを扱う会社は
ほとんどない。この作業は鉄を削るだけあって火花がでるし、砥石の先端は1200℃にもな
るという。

 その後、設計図どおり仕上がっているか検査がはいり、規格どおりであれば組み立てら
れ納入される。

歴史と技術に誇りをもつ

 作業をする中で安全面に各自が細心の注意をはらうと共に、自信をもって作業に取り組
む。設計との連携プレーも確実なものとし、物作りの楽しさと技術を今も忘れずに引き継
ぐ機器金型課である。
 

 

 
      パソコンによる金型の成形(大石さん)