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◆ 台湾向け液晶ガラス基板
    切断洗浄後の梱包装置   


FA エンジニアリング事業部
 

 従来、当社 FA エンジ室で納入してきた液晶関係搬送装置は、マザーガラスという大きなガラス基板で、ノートパソコン、携帯用ディスプレイ、液晶テレビ用など、客先で用途に応じてこれを切断し、梱包〜出荷している。切断するためガラスの枚数も増え、マザーガラスだったら 1 台の梱包装置で処理できるのが、 2 〜 3 台の搬送装置が必要となってくる。 FA エンジ室にとっても液晶関連搬送装置の安定受注のために、こうした繰り返し性が強く台数の多い搬送装置を取り込めば、業務処理の効率化・コストダウンも図れ、大きなメリットを生み出す。一昨年に日本の技術商社であるミクロ技研より台湾 SINTEK 向けに 2 台受注したのを皮切りに、昨年は台湾 AMTC 向けに 2 台、今年には同じ台湾 au 向けに 1 台受注、直近では AMTC 向け 3 号機が受注内定となり、今後も安定的に受注が期待できるまでになった。
今回の台湾 au 向け搬送装置は南工場で社内組立調整を行った。 9 月 20 日 FOB 、 9 月 30 日現地搬入を行い、現在据付工事中である。

〔設備概要〕
 
本装置は、洗浄装置より 1 枚ずつ基板を受け取り、ハードケース梱包または PP ケース梱包に振り分けを行う枚葉コンベアと、ハードケースを人手でストックコンベアに供給し、自動でケースの供給回収を行うコンベアシステムと、ガラス基板を枚葉コンベアで受け取りロボットにより基板を吸着し、ハードケースに収納するハードケース梱包システム、同様にして PP ケースに収納する PP ケース梱包システムで構成される。ガラス基板サイズ: min300 × 230mm 〜 max610 × 720mm 、厚み: 0.5mm 、 0.63mm 、 0.7mm 、処理能力:ハードケース= 12 〜 17sec /枚、 PP ケース= 40sec /枚、設置場所環境条件:クリーンルーム内、クリーン度=クラス 1000 、使用ロボット: 6 軸多関節型クリーンロボット(安川電機製)、可搬重量: 20kg 、 50kg の 2 台。
  FA エンジ室も、液晶関連搬送装置を初めて手がけてから 9 年が経過、順調に実績を伸ばし本年 10 月時点での受注台数が 135 台に達した。この内 PDP もすでに 14 台を受注、海外向けも台湾を中心に 24 台となった。ますます厳しくなる価格競争の中、他社の追従を許さない搬送技術と、低コストへの挑戦で事業拡大を目指したい。



梱包装置全景


ケース搬送コンベア


牧葉コンベア側から見た全景