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◆「次世代型厚板UST」続々!


君津設備部 エンジニアリンググループ

 君津設備部では平成13年から三菱電機グループの菱電湘南エレクトロニクス株式会社殿(旧湘菱電子株式会社殿)からの依頼で、製鐵所厚板工場向けのUST装置(超音波自動傷探傷装置)を製作しており、このほど設備部としては3セット目の新日本製鐵株式会社君津製鐵所殿向け厚板UST装置が完成し、9月の末からの現地据付工事にむけての出荷作業を待つ段階となりました。
 この装置は厚板の製品検査で、板表層部の内部の傷や欠陥を超音波を使って探傷するものです。装置の構成は板の両サイドを探傷するエッジ台車と、内側の全面を探傷するインサイド台車、さらに付随する水切り装置や各種検出装置からなり、全体として幅15mx、長さ15mx、高さ3m位の大きな装置となります。当社の受注範囲は機構装置の設計製作、機内配線となっており、菱電湘南エレクトロニクス株式会社殿が探傷ヘッドの設計製作、制御全般を担当するものです。さらに組立後設備部組立工場において約3ヶ月の工場試運転、検出装置の校正、機能確認を行った後、ユーザーである各製鐵所に納入されます。機構の特徴は大きな検査装置を高速かつ高精度で動かすことや、各軸の直進精度や直角度など、専用ロボットと呼んでもいいレベルで製作されており、設備部が今までに積み上げてきた技術の中の大きく・重い装置の設計製作、専用ロボット的な高精度装置の設計製作、それらを制御する制御技術などの集大成と言えるものです。
 平成13年に1号機として「川崎製鐵株式会社水島製鐵所殿向け」を受注し、ノートラブルで納入した実績を客先に評価され、今年に入って「JEFスチール株式会社福山製鐵所殿向け」「新日本製鐵株式会社君津製鐵所殿向け」と引渡しが完了しました。さらに現在は、「ブラジル COSIPA殿向け」を組立中であり間もなく完成、引渡しとなります。各製鐵所の次世代UST装置の更新は今後も進むと思われ、国内外を問わず今後も活発な受注が予想されます。

(1)本部工場で組立、試運転が続けられる次世代型厚板UST(手前は新日鉄君津向け、奥は伯 OSIPA向け)  (2)走行探傷台車

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