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社長 新年挨拶

投稿日:2017年01月01日

社長 新年挨拶

「新・創業元年」お客様満足を第一に、やりぬく方法を"全員"で考え、"すぐに"行動しよう!

100年のお礼

 皆様、明けましておめでとうございます。旧年中、社内外の皆様方に頂いたご指導、ご協力に感謝申し上げます。

 昨年、我社はおかげさまで100周年を迎えることが出来ました。幾度かの大きな経営危機を乗り越えて継続することが出来たのも、支えて下さったお客様、お取引先様、地域の皆様、血のにじむ思いで襷を繋いで下さった諸先輩方のお蔭であり、あらためて厚く御礼申し上げます。皆さま方への感謝の気持ちを忘れることなく、創業者の"お客様のために"という強い思いを今一度思い起こし、グループ一丸となってこれからの夢の100年に向け、業務に取り組んで参りたいと考えております。

足元の業績は堅調に推移

 足元の経済動向について振り返ります。世界的には、景気減速に歯止めがかかりました。米国については減速の流れが止まり、欧州についても緩やかな拡大傾向にあります。中国の成長鈍化も緩やかになっています。日本国内においては、ますます人材確保が難しくなる中、一部で生産増といった持ち直しの動きもございますが、ばらつきもあり、景気回復の力強さについては欠いている状況であります。お客様自体も、海外企業との競争は激しさを増しており、一層の製造実力向上が求められております。

 こうした不透明な経済環境の下、各事業、好不調の山谷はございましたが、グループ全体としては、本当に皆様のご努力のおかげで、良い100周年とすることが出来ました。仕事の負荷が部門によってばらつく中、2S(整理・整頓)は確実に浸透し始め、単発的でなく大きな理想の姿を掲げた改善活動、技術提案活動を開始するなど、製造の実力や技術力をさらに高める職場、人財が増えてきました。また、本社を含め事業部間連携が能動的に図られつつあることは、確実に成長できた点ではないかと感じております。

 各部門別に見ていくと、工程請負部門については、人材の確保、定着に苦労する中、量の増減にしっかりと対応して安定操業を維持致しました。同時に、多能工化や生産性改善、工程改善、お客様の製品歩留まりや可動率/稼動率向上といった製造実力向上に、積極的に取り組みました。自社工場部門については、新工場立ち上げに苦労した部門もあった一方で、機工工場については国内外の需要に対応しながら、劇的に4S(整理・整頓・清掃・清潔)を進め、工場全体の改善が大幅に進みました。半導体向け工場は、既存事業の継続と並行して、材料事業の垂直立ち上げを実現致しました。エンジニアリング部門については、開発製品に苦戦した部門もございましたが、動き出した設備投資の機会に積極的に対応致しました。化学向け部門やソフト開発部門は、新規作業を獲得すると同時に、新規顧客を獲得致しました。

 計画未達の部分もございましたが、各部門がカバーしあうことによって、昨年よりも確実に成長することが出来たと考えております。改めて、皆様のご努力に深く感謝致します。

 これから、新しい年を迎えるにあたり、私の考えを述べたいと思います。

2025年のありたい姿

 昨年の社長就任挨拶の時に、当面取り組むべき3つの目指す目標についてお話致しました。即ち、

1 製造実力を圧倒的に高める

 安全や品質でトラブルを起こさない安定操業を実現し、改善に取り組める時間を確保し、もったいない費用を徹底的に改善した強い職場を目指していきます。

2 技術力を高め、提案し、期待を超える

 弊社の操業/独自技術力についても、社内外の叡智を集めてさらに磨き、製造、技術、営業の連携を深めてお客様が求める以上の提案をしていきます。

3 チーム三島となる

 自分の所属する組織だけでなく、関係会社含めた三島グループをチームとして捉え、お互いにカバーしあい、個別/全体最適の調和した、一体感のある連動した組織を作っていきます。

 であり、大きな方向性は変わっておりません。皆様のお力と知恵を結集させて、これらの目標に取り組んで参ります。

 今年から、本来であれば新しい中期経営計画(以下:中計と記す)がスタートするところなのですが、先行き不透明で変化が激しい時代であるため、1年延期致しました。

 長いレンジで物事を考え、ぶれない方向性を全社で考える必要があり、それには時間を要するからです。

 昨夏より、役員、本部、グループ会社代表者と、夢の100年に向けて、10年先、どのような会社になっていたいかについて議論、検討致しました。2025年にありたい姿として、「いつでも・どこでも・一番に選ばれ続ける『チーム三島』」と致しました。内容については改めて皆様に説明に回らせて頂きます。

 各本部も呼応してビジョン策定に移っており、今年は2018年から始まる中計を作成致します。ぶれない長期目標をもち、腹落ちする中計の作成へと繋げていきたいと考えております。

 100周年を通じて、改めて「オール三島の結束力、底力」を感じ、101年目の今年は、全グループが一丸となり、ベクトルを合わせて活動を始める、極めて大事な年だと考えています。

2017年の経営方針

 そのような認識の下、今年の経営スローガンとして、【「新・創業元年」お客様満足を第一に、やりぬく方法を"全員"で考え、"すぐに"行動しよう!】と致しました。101年目を迎え、繋いで頂いた襷をさらに充実して行く為にも、今一度、お客様の為になることを出来ているか謙虚に振り返り、課題に対して全員が当事者意識を持ってすぐに行動することが必要と考えております。

 以下の3点について、強くリードしていく所存です。

1 安全:全リスクの把握と改善に注力し、無事故無災害を目指します

 皆様の止まることの無い地道な努力のお蔭で、2年間、休業以上の災害は発生させておりません。しかし、「無災害=リスクのない職場」とは言えない状況です。世代交代における安全リスクの変化、変化点への対応、非定常作業の管理強化が必要で、まだまだ潜在的な危険が潜んでいると感じます。安全はすべてに優先し、活動に終わりはありません。勇気と思いやりを持って仲間に声掛けを行い、事後の100策より事前の一策を心がけて参りましょう。

2 実力:「技術力」「生産性」「仕事の質」を向上させます

 社会、お客様の進化、要望は年を追うごとに高いレベルになっています。忙しい時こそ、成果も大きくなります。現状維持でなく、業界で先頭を走る、客先の期待を超える会社を目指し、果敢に挑戦しましょう。まずはニーズを把握し、現場とスタッフが一体となって知恵を出して課題を達成し、能動的に提案していくこと。前向きで強靭な事業基盤を目指して参りましょう。

3 人財育成:志を持ってチャレンジする人財の育成に取り組みます

 言われたことだけを行うのではなく、"仕事の在り方はどうあるべきか"、"何が大事なのか"を常に考えながら仕事と向き合って頂ければ、よりいきいきと働けるのではないかと考えております。既にいろいろな教育や研修を行っておりますが、教える側、教わる側ともに、将来が楽しみになるような期待感が持て、成果や成長を感じられるようにレベルアップすることが必要です。また、そのような思いを持って仕事をする方が活躍できる会社にして参りましょう。

結びに

 変化が激しく、仕事量が変動することが多い為、如何に全員の思いを一つにして助け合いながら効率的に対応していくかが鍵となります。1人の100歩より、全従業員の1歩、2歩が大事だと考えています。思いを1つにするには上司や仲間と率直に相談しあえる風通しの良い職場であること、チームとしての連携が必要だと思います。受け継いだ襷をさらに充実させるため、衆知を集め、前向きに、皆様と共に日々、執念を持って挑戦し続けて参りたいと思っています。

 まだまだやるべき課題、成長できる要素は沢山あります。急激な成長よりも足元を固め、1日1日を大事に、私自身も、皆さんも、そして会社も少しでも成長を続けて参りましょう。

 皆様のお力を借りながら、これからの夢の100年に向けて、家族や仲間に誇れる、お客様や社会に必要とされる、元気でやる気溢れる会社づくりを目指していきましょう。

 この一年が、皆様にとって健康で実りある年となりますよう祈念致します。

 ご安全に!

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