鹿島事業部 設備保全課
スキルアップを目指し、
これからも資格取得にチャレンジします。
ー 部内でどのような業務を担当していますか?
鹿島事業部は、化学品製造プラント工場であるAGC(株)鹿島工場の業務を請負っています。そこで私は、保全工事の責任者(現場監督/施工管理)を担当しています。原料や蒸気、飲料水などを通す配管や障害物を越えて作業場間を往来するための金属製の通路設備(歩廊)、高い場所で作業する際に使われる作業台(ステージ)等の補修・更新作業です。
保全工事のメンバーは、監督者3人、作業員8人で行っています。工事をスムーズに進むようメンバーそれぞれの仕事の進み具合を確認・フォローしながら、客先の希望期日までに工事を完了できるよう計画を立てていきます。
そのほかにも、工事に関する許認可や材料の発注、お客様との打ち合わせなど、たくさんの仕事をしています。
ー やりがいや達成感を感じるときはどんなときですか?
客先から、生産に影響するような緊急を要するトラブル(配管洩れやプラントが止まるような計画外のトラブル)対応を依頼されることがあります。そういった時に私たちが迅速に補修対応し、客先担当者の安心した表情を見た時や、感謝の言葉をもらった時にとてもやりがいを感じます。
過去に、計装エアー配管(空気を動力として自動で弁が開閉するバルブへの空気供給配管)の穴あきトラブルで全体が停止してしまいかねないという大変な事態がありました。プラント工場から緊急に直してほしいと要望があり、すぐに作業を開始、メンバー一丸となって残業して対応し、即日で直しました。この時は、工場長及び担当製造プラントの課長からと感謝され、とても嬉しかったです。
また、三島光産の工程請負職場からの要望で、安全や仕事の効率化を目的とした設備改善工事も実施します。
ドラム缶に製品を充填する作業などドラム缶を台に乗せる作業を女性作業員も行うのですが、そういった作業を少しでも筋力を必要としないようにスロープ台を設置したり、フォークリフト専用の治具を製作したりします。
同じ三島光産の社員も各プラントに常駐しているのでそういった要望に応え、現場作業者からの感謝を受け取れることもやりがいの一つです。
ー これから挑戦したいこと、今後の目標は何ですか?
現在の所属課は、できてからまだ6年とまだ歴史が浅いので、課として地盤を固めるために組織力の向上と自分自身のスキルアップを目標にしています。
そのため、上司、同僚、部下間での意思疎通の徹底と新規管理体制の構築で組織力の向上を目指します。自分自身も今後、管工事施工管理技士の資格取得にチャレンジする予定です。
少しずつ自身を含め、人財を育み実績を積むことで、会社としての事業拡大にも繋げていくことができればと思います。
ー あなたの職場はどんな雰囲気ですか?
私の職場は気さくな同僚や先輩、上司が集まっているので、自分の意見や要望を言いやすく、自分の仕事にも集中出来るので、とても働きやすい環境です。
また、実際に工事を行っている協力企業の方とも関わりがありますが、こちらは人の入れ替わりが頻繁でたまに個性の強い方などもいらっしゃいます。ただ、様々な場所で仕事をされているので、経験も豊かで興味深い話が聞けておもしろく、楽しく仕事しています。
ー 就職活動をされている方にメッセージをお願いします。
就活中は、「やってみたい仕事だけど、会社の雰囲気が合わない」とか、その逆で「環境は良いんだけど、そこまでやってみたい仕事じゃない」など、いろいろと悩むことは多いと思います。自分自身、仕事面も生活面でも悩み続けています。仕方ないですよね!
もちろん就職は、今後の人生において大きな転機ですが、「あまり重く考え過ぎず、まずは選択しても良いのではないか」と感じています。自分の人生を終えるまでに、いくつの知らないことを経験し知ることができるのか?その中でこの先やりたいことも、もしかしたら変わるかもしれません。
就活に限ったことではなく、若いうちはいろんなことに挑戦できる時期です。結果を気にせず、さまざまなことの「一歩目」を踏み出して欲しいと思います。
1日のスケジュール
午前
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8:00
出社
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8:15
工事着工許可申請
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8:25
ラジオ体操、客先全体朝礼
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8:30
自職場朝礼
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8:35
打ち合わせ
- 当日の工事打ち合わせ(内作場での着工許可承認)
- 現場工事施工管理(新規工事案件の現場説明など)
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12:00
昼休み
午後
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13:00
材料発注、工事計画、日報作成など
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16:30
工事終了報告
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16:45
客先への工事日報提出、打ち合わせ
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17:15
翌日予定打ち合わせ
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17:45
内作場残火確認、戸締り
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18:00
翌日工事段取り
事務処理 工事計画など
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18:30
退社