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お客様の満足を最重要項目として
挑戦をし続けていく
製品技術開発(人事部(株式会社エムティアイ出向)) / マネジャー
電子制御工学科 卒業 1997年 入社
三島光産に入社後、グループ会社のエムティアイへ出向となり、電子部に所属し管理業務に携わっている。九州工業大学大学院情報工学府へ社会人プログラムを利用し進学し、博士号を取得。
製造のグループリーダーとして管理業務を行う
大学で制御系電子系を学びましたので、エンジニアリング、エレクトロニクスや電気電子関係の技術に関わる仕事、あとは工場勤務よりも研究や設計・製造を希望していました。その中で地元の北九州にある三島光産(エムティアイ)の募集を見つけました。 大手の工場だと工程の一部を生産したり、工程のラインの管理が多いですが、エムティアイは一から完成品まで手掛けることができる、ここにやりがいを感じて入社を希望しました。

製造のグループリーダーとして製造製品の製造に関して全体を把握して動かしていくのが業務です。 社内に向けては、工程の管理、人員の確保、製造工程の管理、それに伴って若手の社員やパートさんに向けてのハンダ付け、組立、加工の指導教育(OJT)、スケジューリングなど主に管理業務を行っています。
社外に向けては、製品の受注業務から営業処理から納品まで一般業務を全て請け負っています。 お客様の接触やスケジュール管理、納期の調整、あとは実際の実務業務を達成できるように工場の管理をしています。
難しい案件もひるまず受け、実現していく姿勢
今までの業務の中で一番記憶に残っているのは電子部に入って受けた特注案件です。お客様の要望に細やかに対応しながら、最終目標にむけて工程を何度も見直し技術の方と努力と工夫を重ね、取り組みました。 測定品が出来上がったときはやはり何とも言えない達成感がありましたね。

私が大事にしていることは、お客様のニーズと弊社の技術力を活かして可能なかぎり要望に答えていく、技術力で厳しいところもひるまず受け、実現していく姿勢です。「お客様の満足」を最重要項目として既存の技術の範囲内だと難しいもう一歩進んだ挑戦をし続けていきたいです。
エムティアイが行っている事業内容はニッチな業界ではあるのですが、これまで技術力でご満足頂けるような提案、製品を作り続けています。 技術はどんどん進んでいくものです。 その中で10年、20年と続くような技術の提案しながらエムティアイだから大丈夫とお客様にいつまでも思っていただける会社体制はこれからも保っていきます。
同僚や上司のサポートがあってこそ、取得できた博士号
また、産学共同研究と社会人の学位取得を目的とした、九州工業大学による社会人ドクターコースを利用し、博士後期課程に入学させていただきました。

在学中は、ロボット関連技術と磁気計測技術の融合に取り組み、新しい磁気計測手法の研究、開発を行っていました。そしてドクターコースの終盤には、今まで学んだことを学位論文として発表し、無事に博士の学位を取得できました。

今回の博士号取得にあたり、通常の業務と学術的研究や論文の発表等を両立するために、同僚や上司の方々には業務面でのサポートをしてもらいました。このような周りの大きなサポートもあったからこそ取得することができたと思いますね。とても感謝しています。

今後は少しでも周りに恩返しができるよう、どんどん新製品の開発に取り組んでいきたいですね。
一日のスケジュール
8:00
月曜日、出社、机周りの清掃
8:30
出社、ラジオ体操
9:00
ミーティング用資料の修正と出力
9:30
定例のミーティング、先週の業務報告と今週の業務予定を打合せ
11:00
届いていたメールの対応と1週間の業務の段取り
12:00
昼食
13:00
開発中の新型装置のCAD図面設計
17:15
定時終業時刻、先週の遅れを挽回するためもう一踏ん張り、引き続きCAD図面設計
18:30
設計中の図面を予定の段階まで進め、業務終了
19:00
帰宅