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三島光産の後世に「もの」を
残せるような仕事をしたい
製品技術開発(事業開発部)
総合理工学府 物質理工学専攻 卒業 2012 入社
入社後は機工の技術開発部技術企画課兼任で本社の事業開発部技術管理グループに携わる。九州工業大学大学院情報工学府へ社会人プログラムを利用し進学し、博士号を取得。 現在は製鉄用の連続鋳造用鋳型コーティングをはじめとした種々の表面処理技術開発を行っている。
大学との共同研究と博士号取得
大学では材料に関しての研究をしていましたので、材料開発に関われるような会社を探していました。その中で福岡に本社のある三島光産を知りました。連続鋳造用モールドの国内シェアトップの実績がとても印象に残り、また事業が多岐にわたっていて、いろいろな分野に携われるチャンスがあると感じました。
技術開発部に配属された後、大学との共同研究として新商品の開発を行っていました。共同開発に携わる中で、大学の先生よりドクターのお声をかけていただいたことがきっかけで、九州工業大学大学院情報工学部の博士後期課程へ進学させていただきました。進学にあたっての会社からの後押しはとてもありがたかったですね。

在学中は学生との交流はもちろんですが、それ以上に研究の最先端を走る先生方との関わりから、とても強い刺激を受けましたし、常に身が引き締まる研究環境でしたね。そのような環境の中で、共同研究のテーマである超精密な研磨をするための研磨パットに関して研究を進め、2017年末に博士号を取得しました。
社会変化の早い現代の中でも、後世に残せる「もの」づくりを目指して
現在は製鉄用の連続鋳造用鋳型コーティングをはじめ、表面処理技術開発に携わっています。博士号を取得したテーマとは異なりますが、これまでの経験をもとに、研究課題の抽出・整理や開発の進め方などに活用していきたいと考えています。

勝ち残りをかけて企業間競争が加速する中で、私は、従来技術による『現状維持』『管理』に加え、『技術革新』『新たな価値の創造による発展』が重要だと考えています。

そのためには、しっかりした基礎である三島光産のコア技術(従来技術)と、IT・医療・農業などの異分野技術との垣根を超えた融合がひとつの糸口であり、社会変化の早い現代で一歩先を行くキーポイントであると考えていますね。

共同研究をはじめ、実際に様々な技術に関わって得られた知識を開発業務に展開し、三島光産の後世に「もの」を残せるように仕事に取り組んでいきたいですね。
一日のスケジュール
8:15
出社
8:30
ラジオ体操、朝礼
8:40
課内ミーティング(本日の業務内容確認)
9:00
メールチェック・開発案件対応
12:00
昼休み
13:00
開発案件対応
17:15
実験データ整理・資料作成
18:45
メールチェック・翌日の業務内容整理
19:15
退社