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開発業務から設置作業まで
一貫して携わる充実した日々
製品技術開発(人事部(株式会社エムティアイ出向)) / マネジャー
工学部 電気工学科 卒業 2005年 入社
三島光産に入社後、グループ会社のエムティアイへ出向となり、電子部に所属し管理業務に携わっている。九州工業大学大学院情報工学府へ社会人プログラムを利用し進学し、博士号を取得。
新装置の開発や設計、プログラミングを行う業務
大学では半導体の製造プロセスの研究をしていて、その一環として表面処理の研究を行っていました。 機工でめっきなどの表面処理系の仕事があり、学んだことに通じると思い入社を希望しました。 実際はエムティアイに配属されたので遠くなってしまったのですが、大学で学んだ電気回路や制御などの知識を生かし仕事に取り組んでおり、今とても充実した日々を過ごしています。

新しい装置の開発や設計などと、マイコン制御用のプログラミングを行っています。 測定器などの製作にあたり、新しい装置の設計と図面を書いたり、磁気センサーの開発や 測定器にデータを表示させたり、内部でデータの処理をしたりするプログラムをC言語でプログラミングをしています。 磁場キャンセラー装置の据え付け、立ち上げ、調整まで行うので出張も多いですね。 特に難しい開発案件に取り組みつつ、出張に並行して出ないといけないときは本当に大変です。 出張に出ながらも、会社にいるときは開発業務をしっかり進め社内と社外の仕事をしっかりこなせるようになりたいですね。
お客様のご満足のいく製品を目指して
最近の仕事で一番達成感を感じたのは特注品の製造を任された案件です。 弊社の装置で地磁気を自分の任意の値でつくることができるシミュレーション装置があるのですが、 従来の装置の20倍の範囲で地磁気をシミュレーションできる特注品の製造の要望がありました。 3ヶ月というとても短い納期でとてもプレッシャーがありましたが、装置が完成して、お客様にとても喜ばれたときはとても達成感がありましたね。
社会人ドクターコースに挑戦
今回私は、社有技術の高度化のため新たな領域の研究をするべく、九州工業大学の教授のもとで磁気センサの小型・高感度化に関する研究を共同で行っていました。その中で、九州工業大学では社会人でも円滑な学位取得が目指せる制度があることを知り、その制度を利用して博士後期課程への進学も果たしました。

通常業務を行いながらの就学は、どちらにも遅れを出すわけにはいかず、大変な毎日でした。私の実験が多忙な時は、同僚には通常業務を代わりに引き受けてもらったり、上司にはスケジュールの御配慮等をしてもらうなど、会社を上げてサポートしてもらいました。

結果、センサ高性能化に関する基礎研究もまとめることができ、無事に3年で博士の学位を取得することができました。最後までサポートをしてもらった同僚や上司には本当に感謝しています。
一日のスケジュール
8:00
出社
8:30
業務開始、メールチェックとメールへの対応
9:30
開発案件打ち合わせ
10:30
CADで試作品設計
12:00
昼休み
13:00
ソフトウェアプログラミング
17:30
就業・退社
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