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自ら考えた対策を客先へ提案し、
製造問題解決。
実現できた達成感は最高です!
製造技術開発(八幡事業部 技術課) / マネジャー
工学部 工学科 卒業 2005年 入社
日鉄ステンレス(旧新日鉄住金ステンレス)(株)八幡製造所厚板工場の工程作業を請負っている八幡事業部に所属。現在は係長として、安全作業をベースに客先の生産計画を達成するため、生産能力や品質の向上、コスト削減など製造問題の解決に取り組んでいる。
仕事の醍醐味は?
製造現場において、安全・生産・品質・コストに関わる問題、自社設備・貸与設備の老朽化による設備更新、新規設備立上げの対応、設備仕様の検討から設備立ち上げまで一連の流れに関わっています。問題の難易度に問わず、現状調査から問題解決に向けた対策を自分で検討し、目標達成までのプロセスにおいて、多くの知識・経験を得ることができ、スキルアップに繋がっています。
問題解決に向け、作業者の知恵を取り入れ、現場目線で安全かつ効率的で安定した製品の製造設備の仕様(オリジナルの設備)を作り、実現したとき、達成した喜びを現場の方と共にと分かち合うことができます。
以前、設備増設前に、クラッド鋼生産量の増加対応を行うために、固定概念を捨て挑戦して取り組んだ結果、品質・生産率が向上し、生産量増加への対応を可能としました。客先から高い評価を戴き、また現場の方にも大変喜ばれた時は喜びもひとしおで、この仕事の醍醐味を感じます。自分達の改善が高い信頼と評価をいただき、当社にて対応させていただくことが出来ました。
三島光産の社風は?
今、まさに「チーム三島」として事業部間・グループ間を超え、横連携で動いている会社だと感じています。
当初の印象は、事業部内だけで「ものづくり」をやっているとなかなか他の事業部の環境を実感できず、「多岐に渡っていろんなものをつくっている会社」といった漠然としたイメージしかありませんでした。
しかし、最近では、社長の目指す「チーム三島」という合言葉通り、「他部門との連携をとりながらモノづくりをやっている会社」へのイメージが強くなっています。
私も、今後もチーム三島の力を充分に発揮し、社会に大きく貢献したいと思います。
中堅社員(係長)として
製造現場での立ち位置は、現場での第一線活動を行う立場にあり、基本的には現場の問題の把握、現場の変化に対応するための方向性を見出し、対策検討・実行に移していく事です。結果は勿論のことながら、プロセス中での考え方を大事にしています。
改善活動において、基本的な進め方は似ており、困難な問題でも経験したプロセスでの考え方は、応用が効きます。何事も実行する力・実行させる力が事業部発展には必要不可欠であり、三現主義(現場、現物、現実)に基づく行動も大切にしています。
心がけていることは?
何よりも現場の方の声を大事にすることです。
生産を行っているのは現場であり、現場力の向上は安定生産に繋がります。現場とのコミュニケーションを通して、必要以上の情報が得られる事も多く、問題に対して、先手の行動を行うことが出来ます。現場の方のモチベーション向上のためにも、現場の声に応えることは必要です。仕事とプライベートのON/OFFもはっきり分けています。
これからの目標は?
以前と比べ毎日時間の経過を早く感じるようになりました。限りある時間の中で多くの問題に直面すると思いますが、現場を巻き込んだ活動により、スピード対応を行っていきたい、現場の方へより影響を与える存在になるためにも、物事の考え方に多く触れ、幅広く考える事が出来る準備をしていきたいと思います。
便利な世の中になったと感じさせられる一方で、まだまだ製造現場では、人の動きに委ねる作業が多く、作業者の負担軽減および安定生産のため自動化の部分を少しでも増やせるように改善を進めていきます。
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