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鬼木技術員 情報工学博士号を取得

投稿日:2017年12月13日

鬼木技術員 情報工学博士号を取得

尾家学長と3人の学位授与者とその教授(前列左 鬼木技術員)

 12月27日、国立大学九州工業大学の博士後期課程学位記授与式が行われ、機工事業本部技術開発部技術企画課の鬼木喬玄技術員が、見事、情報工学博士号の学位を取得しました。

 鬼木技術員は、同大学と共同研究を行っていた新規事業開発テーマを効率的に進めるため、2014年4月から飯塚市にある大学院情報工学研究院に通い、研究開発業務に従事してきました。

 研究の遂行に当たっては、担当教員である同大学院の鈴木恵友教授に多大なご指導をいただき、今回の学位を取得することが出来ました。学位記授与式では、九州工業大学学長尾家祐二様から直接本人へ学位記が授与されました。

 授与式終了後の懇談会で、尾家学長から、「学位は権威あるものであり、特に海外に出ると見識を有する者として重んじられ、それ相応の扱いを受ける。皆さんもその学位を受けた者という自覚を持って、これからの研究開発に取り組んでもらいたい。また、これまで身に着けた専門知識だけでなく、その過程で取得した独創性、企画力、指導力等は、専門分野以外でも使えるスキルであり、是非今後の実務に生かしてほしい。」とのお話しがありました。

学位を取得した鬼木さん談

 社会人として大学内にて過ごした日々は、得がたい経験でした。学生との交流はもちろんですが、やはりそれ以上に研究の最先端を走る先生方との関わりに、強く刺激を受けました。加えて、学生時分とは異なり、先生方からも一人の社会人として対応されるため、身が引き締まる思いでした。

 勝ち残りをかけて企業間競争が加速する中で、従来技術による現状維持・管理に加え、技術革新・新たな価値の創造による発展が、重要だと考えられます。そのためには、しっかりした基礎である三島光産のコア技術(従来技術)と、IT・医療・農業など枠組みを取り払った異分野技術との融合がひとつの糸口であり、今回、私が携わった共同研究のように、新分野との交流の機会があることは、社会変化の早い現代で一歩先を行くためのキーポイントであると考えます。

 若輩者である私に、貴重な機会を設けて頂きましたことを、心より感謝申し上げます。新分野へチャレンジすること、製品を生み出すことの難しさと楽しさを、実感することができました。

 今後は、この経験を活かし、更なる課題に取り組んで行く所存です。

鬼木技術員 情報工学博士号を取得

学位を授与される鬼木技術員

鬼木技術員 情報工学博士号を取得

式後、学位記を胸に(左から 進藤取締役、鬼木技術員、鈴木教授、松尾ゼネラルマネジャー)

鬼木技術員 情報工学博士号を取得

尾家学長との懇談会風景

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