JETRO主催 日独オンラインワークショップにMOASが参加
投稿日:2021年03月11日

ドイツの企業とWeb会議
3月10~11日、日本貿易振興機構(JETRO)主催にて、北九州市のシステムインテグレータを中心とした企業によるドイツとのオンラインワークショップが実施されました。今回の企画は、「新型コロナ禍」で物理的な往来が困難となる中、ドイツでインダストリー4.0に携わる有識者と機関および企業との交流を目的に開催されたものです。
ドイツからは、インダストリー4.0の枠組みを策定・実施する「プラットフォーム・インダストリー4.0」のペーター・ポスト博士が参加、インダストリー4.0の政策の方向性、2030年に向けての取り組み、現在の企業の対応状況などが紹介されました。
2019年に日本法人を設立した製造業向けソフトウエア開発のドイツ企業「EVOインフォメーションシステム」からは、ユルゲン・ビットマン社長が同社のデモンストレーション施設を紹介。中小企業向けの操作しやすいソリューション提供が紹介されました。
日本からは北九州市産業経済局の依頼により、「ミシマ・オーエー・システム(株)」と「(株)リョーワ」が、それぞれの事例や取り組みについて説明しました。北九州は九州有数の工業地域で、近年、産学官を挙げて企業のデジタルトランスフォーメーション、製造現場のIoT(モノのインターネット)化に積極的に取り組んでいる地域として認識されています。
今回のワークショップを通じ、国際競争を余儀なくされている中小企業のデジタル化や変革を促進させるために、「当社の力を発揮したい」と強く思い直すことができました。

オンライン上でプレゼン

会場の様子