【生産性】積み込み業務の待機時間削減と生産性向上
投稿日:2021年09月01日
活動の背景と目的
出荷部門では、出荷車両の積み込み開始時刻が事前に見えづらく、ドライバーが長時間待機する状況が発生していました。特に荷揃え完了後の車両呼び出しは、人を介した連絡に依存しており、積み込み開始までに時間を要していました。また、ドライバーの労働時間管理や拘束時間短縮への対応も求められる中、待機時間の削減と出荷業務の円滑化が課題となっていました。そこで、積み込み計画と車両呼び出しを見える化し、関係者間でリアルタイムに情報共有できる仕組みを構築することで、物流品質と作業生産性の向上を目指しました。
主な取り組み
- 外部倉庫製品戻しリストの見直しによる荷揃え情報の精度向上
- 積込予定時間の事前登録による車両受付運用の構築
- SMS連絡機能を活用した車両呼び出し方式の導入
- 進捗状況を共有できる予約・管理システムの導入
成果
- ドライバー待機時間の大幅短縮による拘束時間負担の軽減
- 積込開始時刻の見える化による計画的な車両運行状態
- 荷揃え完了から積込開始までの時間短縮による作業平準化
- 関係各社で進捗情報を共有できる運営体制の定着
今後の展望
今回導入した仕組みにより、ドライバーの待機時間削減と積み込み作業の計画運営が可能となりました。
今後は蓄積された実績データを活用し、時間帯別の負荷分析や運行計画との連携を進めることで、さらなる物流品質向上を図ります。
また、現場で確立した運用ルールを標準化し、類似業務への横展開を進めることで、安定した物流体制の構築と持続的な業務改善につなげていきます。
編集後記
今回の取り組みで印象的だったのは、単なるシステム導入に留まらず、現場で発生していた待機や連絡のロスを丁寧に見える化したうえで改善策を検討している点です。
特に、荷揃え完了から車両呼び出しまでの流れを整理し、関係者全員が同じ情報を共有できる環境を整えたことで、物流現場全体の動きが大きく変化しました。
現場の実態を踏まえた改善活動が、働きやすさと生産性向上の両立につながった好事例といえます。