平和自動車 行橋第二工場竣工式~自動化推奨モデル工場を目指して~
投稿日:2022年05月14日
竣工式の様子
5月14日(土)大安吉日、平和自動車工業行橋第二工場では、樹脂汎用塗装ライン完成の竣工式が執り行われました。三島光産の会長、社長並びに、平和自動車工業の栗秋社長、他役員・部長、工事業者など、総勢15人が参列し、須佐神社宮司による神事が厳かに執り行われました。
行橋第二工場では、既存の殿川工場生産製品の移管を5月末から順次開始し、6月中には全ての塗装製品を移管します。また、新規受注製品の量産開始は、8月末を予定しており、9月から一直フル稼働になる見通しです。
作業効率の良いレイアウト設定と場内の3Sを徹底的にこだわり、女性も働きやすい快適職場を構築。さらに、AGV・AMR(※)を利用した自動搬送の導入なども計画しており、自動化推進のモデル工場への準備を進めています。
自動車業界は、新型コロナウイルス感染症の影響で、上海ロックダウンによる部品供給不足や、ウクライナ情勢により、大きな打撃を受けています。当社の経営環境も非常に厳しい状況ですが、今回新たに手に入れた「同業他社では対応できない大型樹脂製品の汎用塗装ライン」を武器に、新規販路の拡大と収益の安定化を目指します。
※AGVとは、Automatic Guided Vehicle(無人搬送車)の略。人が行っていた搬送作業を代替するロボット。
※AMRとは、Autonomous Mobile Robot(自律走行搬送ロボット)の略。自律移動をしながら搬送作業を行うロボット。