鉄鋼君津事業本部で地震津波防災訓練を実施
投稿日:2025年06月24日

着衣火災を想定した実技訓練を実施
6月24日(火)、日本製鉄(株)君津地区の地震津波防災訓練が行われ、鉄鋼君津事業本部でも、着衣火災を想定した実技訓練を実施しました。
過去に製鉄所内で発生した着衣火災では、着火した作業者がパニックになり走り回ったことで火が広がり、大やけどを負うという痛ましい事故がありました。このような事態を繰り返さないために、今回、着衣火災を想定した初期対応訓練を実施しました。
訓練では、実際にバケツの水を被る体験を行い、「ドロップ&ロール(倒れて転がる)」で自己消火、そして周囲の作業者がバケツの水をかけて支援する一連の流れを確認しました。特に水の掛け方については、バケツを横に振ると水が分散して効果が薄くなる一方、縦方向にしっかり振ることで的確に水がかかることを体感しました。訓練の中では、万が一に備えてバケツを作業現場の近くに常備すること、そして「慌てず・すぐに・正しく動く」意識の大切さについても改めて確認しました。

バケツで水かけ