三島光産株式会社
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2026年 社長年頭所信

投稿日:2026年01月01日

2026年 社長年頭所信

ピンチをチャンスに!変革して新しい世界へ踏み出そう!
~Challenge, Change, Create, Communicate~

新年あけましておめでとうございます。

皆さんとともに新しい一年を迎えられることに心から感謝します。昨年も低稼働の部門が多く厳しい環境の中、皆さん一人ひとりの努力と工夫により、乗り越えることが出来ました。深く敬意を表します。

2025年の振り返り(増収減益)

2025年、世界経済は保護主義の強まりや地政学リスクの継続により、不透明で不安定となり、減速傾向が継続しました。更に国内大手自動車メーカーの経営不振、突然の客先工場閉鎖も加わり、平坦な道ではありませんでした。国内は万博開催、インバウンドに関連するサービス業、投資の続く建築業は活況でした。一方製造業は、トランプ関税による大減産は幸い避けられたものの、中国景気悪化によるアジアへの安価な素材流入が継続しており、全般的に低調でした。工程請負部門でベースアップ分の影響を取り戻せない中、エンジニアリング事業部、グループ会社のヒューマンブリッジ、エムティアイ、三島東莞が牽引しました。残念なことは休業災害2件をはじめ、従業員に怪我をさせてしまったことです。質の良くない重大ヒヤリも出してしまいました。これは、私たちが「安全」を経営の大前提とする企業である以上、決して見過ごせない問題です。「やっています。指示しています。」では現場第一線まで伝わり切れていない、腹落ちしていないということです。安全は全てに優先し、活動に終わりはありません。改めて「安全文化の再構築」が急務であることを痛感しました。また、採用難や定着の課題も続いています。まず4S(整理・整頓・清掃・清潔)を行い、小綺麗な職場にして改善する喜びを風土にして実力をつけ、活気ある・自慢できる・働きがいのある職場にしていくことが必要不可欠です。昨年はAIを導入して業務改善を進める一方で、組織文化の改革にも着手しました。まだ道半ばですが、確実に変化の芽が出始めています。

2025年ビジョンの振り返り

2016年、創業100周年を迎えた年に、私は4代目社長としてバトンを受け取りました。その時に役員、各部門の代表たちと議論し、2025年ビジョンとして、「いつでも・どこでも・一番に選ばれ続ける『チーム三島』」を掲げました。それから10年、私たちは「安全・品質・コンプライアンスの徹底」、「製造実力の向上」、「人財育成」、「事業構造改革」、「チーム三島による連携強化」を柱に、数々の取り組みを進めてきました。おかげさまで選んでいただく場面は増えています。しかし、まだ「圧倒的No.1として選ばれる存在」には至っておりません。一定の成果はあり、収益力を高め、従業員の皆さんに回す原資にできましたが、正直に言えば「もっとやらなければならなかった」、「スピード感・迫力不足」という思いが強く残っています。結果として三島光産グループの最高売上、利益を更新することが出来ておりません。世界は想像以上のスピードで変化し、競争は激化しており、客先工場の閉鎖、受注の大きな増減があります。私たちが生き残り、成長し続けるためには、過去の延長線ではなく、柔軟に形を変えて変化に対応していくことが必要です。

2035年ビジョン

私たちは2023年より役員、本部、グループ会社から推薦された次世代リーダーたちと次の10年について議論を重ねてきました。2035年ビジョンについて、スローガンを「チーム三島で期待を超える感動を!」といたしました。どのお客様も100年に一度の大変革期ととらえ、矢継ぎ早に施策を出され取り組んでおられます。協力企業に求めるレベルも一層上がっています。同じことをしていたら売上は下がる時代であり、私たちもこうした変化をチャンスに変えていく必要があります。自らを磨き、成長させて個人のレベルを上げると同時に、これまで深めてきたグループ力、連携力を高めて受注領域を広げていくこと。質の高い仕事に挑戦していくこと。更にはどの組織でもピーク時には人が足りない中、業務負荷に応じて応援態勢を整え、ピークを乗り越えて参りましょう。まずは各部門内で多能工化を図り、チームとして応援する文化を作っていくこと。三島グループ内で、ピーク対応していくこと。そして各業界で評価されている良い管理・取り組み面も展開していき、これまでの殻を破り、新しい価値をお客様に提供できる会社を目指します。「次も頼もう」「お願いしよう」と言われるよう、お客様に感動してもらえるレベルを目指し、過去を超えて参りましょう。

2026年度 経営方針

2026年についても昨年同様、不透明な環境が続きそうです。昨年11月には客先の住宅建材工場が急に閉鎖するという出来事もありました。また、2028年には鋼管工場が休止となります。基盤事業である工程請負事業の規模縮小という大きな試練が続きます。

今年のスローガンは
「ピンチをチャンスに!変革して新しい世界へ踏み出そう!」
といたしました。

〝防ぐ〞〝削る〞取り組みは得意としていますが〝稼ぐ〞〝増やす〞取り組みにも注力していく必要があります。〝従来通り〞や〝惰性〞ではなく、自責でとらえ、今しかないと危機感を持ち、一段目線をあげて挑戦して参りましょう。挑戦の結果は、「良い勝ち」、「良い負け」、「悪い勝ち」、「悪い負け」がありますが、「良い勝ち」、「良い負け」を目指して参ります。「予算を達成したが挑戦していない、成長ができていない」ということがないよう、引き続き種まきを続け、恐れず変化へ挑む一年にしましょう。

2026年は、創業110周年を迎える節目の年です。これまで支えてくださったお客様、地域、そして仲間への感謝を忘れず、2035年ビジョンに向けて大きな一歩を踏み出しましょう。魂のこもった活動をチームで行っていけば、現場の景色が変わっていきます。そのような職場は気が巡り、良い結果を出し、働く誰もが生き生きとしていきます。「もっと魅力的な会社に」「仲間や家族に自慢できる会社に」「誇りに思える会社に」――その実現のために、私たちは変化を恐れず挑戦し続けていきましょう。

1. 「安全・健康」を第一に、働きがいのある職場を作ります

安全と健康は、全ての基盤です。管理職は現場に出向いて現場の声を聴き、風通しの良い職場をつくります。まず4Sを行い、やりづらい作業や困りごとと対策、手順書改訂の進捗などを安全管理ボードで視える化し、現場・担当者任せとせず皆でフォローして進めて参りましょう。「誇り」と「やりがい」を持って働ける環境を整えることは、採用・定着にも直結するはずです。

2. 「事業拡大」をチーム三島の総力で実現します

「このままでは生き残れない」という強い危機感を持ち、新顧客、新領域への挑戦を加速します。特に苦戦しているロール事業、ICトレイ事業、マイクロニードルについては営業・市場調査で得た情報をもとに、今年は成果を「形」にします。国内外の新市場開拓、M&Aの検討、そして既存事業の付加価値向上に全力を尽くします。

3. 本質を見極め、「仕組み・体制を見直し」、考動します

収益力を高めるため、今の人財でより高いパフォーマンスを出せるよう、間接業務のあり方を抜本的に見直していきます。業務の優先順位、断捨離、システム化、RPA(※)やAIの活用に取り組んで、限られた時間を最大限に生かしましょう。「考えて動く」文化を根付かせ、現場から経営まで一体となって改善を進めます。

※RPAとは...Robotic Process Automation:パソコン上で行う定型的業務を自動化

4. 「三島ブランド」をさらに磨きます

採用・定着・育成施策をさらに充実させ、現場では改善や多能工を重ねて「いきいきと働ける職場」にしていきましょう。人財が早期に戦力化し、現場が進化し、「ここで働きたい」という評判が広がる、そんな好循環を目指します。さらに、品質と提案力を徹底し、「三島に頼めば安心」と言われるブランドを築きます。お客様、さらには地域からも愛され、誇りを持たれる企業へ成長していきましょう。

結びに

やるべき課題は尽きることがありません。容易な道のりではありませんが、力を合わせればきっと乗り越えていけます。皆さん一人ひとりの力が、三島光産の未来をつくります。今年も共に、前を向いてスクラムを組み、一歩ずつ全員で進んでいきましょう。私も先頭に立って取り組んで参ります。限りある時間を有効に使うべく、Bad News First で小さなほころびから情報を共有し、対応すること。安全、環境、防災、品質、コンプライアンスで隙を見せず、事後の100策ではなく事前の1策を心掛け、前向きな取り組みや挑戦をしていきましょう。

この一年が、皆さんにとって健康で実りある年となりますよう祈念致します。

ご安全に!

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