【生産性】段取り削減による製造効率向上への取り組み
投稿日:2026年07月13日
活動の背景と目的
本活動は、事業部方針である内製化促進のもと、外注依存の高まりと加工工程のリードタイム遅れが課題となっていました。
特に加工機内での段取り作業が多く、機械停止時間が長いことから生産性低下を招いていたため、段取り時間の削減により稼働率を向上させ、内製比率の拡大と製造効率を向上させた改善事例です。
主な取り組み
- 外段取り作業台の導入による機外段取り化と並行準備体制の着実な構築
- 四面治具の採用によるプレート着脱作業と段取り時間の簡素化
- 測定作業の機外実施による加工中並行作業化と停止時間の削減
成果
- 段取り起因の停止時間削減により設備稼働率と生産余力の向上を実現
- 加工時間の短縮により月当たりの処理能力向上と計画性向上
- 対応台数増加により外注依存の低減と内製力強化
今後の展望
後は今回の改善で見えてきた作業時間のばらつきを更に整理し、加工時間と段取り時間の標準化を進めることで、より精度の高い生産計画へつなげていきます。
あわせて、外段取りの考え方を他の加工対象や設備にも横展開し、内製力の強化と外注依存の更なる低減を図っていきたいと思います。
編集後記
停止時間の長い段取り作業に正面から向き合い、機外化、治具改善、測定方法の見直しを組み合わせて、生産能力向上へ結び付けた点が本事例の強みです。
単に時間を短くするだけでなく、内製力強化という上位目的に対して改善が機能しています。現場改善が経営効果にも繋がる好事例です。